どんぐりころころ小学校

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<<   作成日時 : 2007/04/14 11:30   >>

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 漢字をなるべく順番に使おうと思ったらこんなものになりました。光村準拠で誰かもっといいの作ってください^^;
(※話がいびつなのはご容赦。うっとうしいのでルビは消しました)

(1)
 家の前の雪もとけて、とうとう春がやってきた。光も風もあたたかいから、ぼくは春がすきだ。でも、こまってしまうのはねむくなることだ。今週から学校がはじまると言うのに、あいかわらず朝早くおきるのはにが手だ。
 やっとおきて台どころに行くと、お母さんの字で「朝ごはんはれいぞうこの中」と書かれた紙がテーブルにおいてあった。おそい朝ごはんを食べて、外へ出かけることにした。
 ぼくは晴れた日曜日の午後には、野原の近くにある公園で絵本を読むことが多い。本当は新しい本がほしくてお父さんと話してみた。

(2)
けど、「教科書でも読んでなさい。」なんて言われちゃった。高くて買えないのだと思う。
 公園には、牛とか馬とか、いろんなどうぶつがいる。行ってみると友だちのひろしくんが、毛の黄色い太ったオウムにえさをやっていた。オウムは毎日同じ形のまめを食べているけど、あきないのかなあ。オウムの数を数えてみると合わせて三羽いてどのオウムもおもしろい顔をしていた。
 オウムは太っているけど、ひろしくんは体の線が細い。刀で切られたら半分こにされてしまいそうだ。でも、ぼくが「元気かい。」と聞くといつも大きな声で「元気だよ。」と言って明るくわらう。いいやつなので一年生の秋の遠足でいっしょに歩いた。やせているからボールをよけるのもうまい。

(3)
ドッジボールで当てられて内野から外野に行くことはすごく少ない。
「今どの夏休みに海に行くんだ。」
と、ひろしくんが言った。
「もうきめているのかい。」
 ぼくはびっくりした。でも、分かる気もする。ひろしくんは図書の時間に図書室でよく魚の図かんを見ていたからだ。そのときかれは、
「広い海にはいろんな魚がいるんだぜ。その中でも一番弱い魚は何だと思う。」
と言って、魚のクイズを出してきた。ぼくはうーんと長いこと考えこんだけども、答えられなくてこうさんした。
「分からない。教えてくれよ。」

(4)
「鰯だよ。魚という字に弱いって書くんだ。」
「何だい、国語のもんだいだったのか。」
 ぼくが目を丸くすると、今どは黒くて岩にそっくりな魚のことを楽しそうに話し出した。魚のテストならきっとぜんぶ百点をとるだろう。その道にかけては天才だから。
「じゃ、また魚の話してよ。聞きたいんだ。」
と、ぼくは言うと、ひろしくんはめずらしくこまった顔をした。
「ごめん。もうすぐお店にケーキを買いに行かなきゃいけないんだ。」
「ケーキだって。」
「今日うちで弟のおたん生日会をやるんだ。 からあげ用の鳥肉も買わなきゃいけない。」

(5)
「へえ、えらいね。プレゼントはどうするの。」
「きのうお母さんがおもちゃの弓矢を買っていたな。なんか、星とかついたやつ。」
「すてきじゃない。」
「ぼくの頭とかねらってきそうな気がする。」
「おもちゃなら当たってもいたくないよ。」
「いたいとかより弟に当てられたくない。」
「もし当てられたら、当てかえしてやれば。」
 ぼくがそう言うと、ひろしくんはしばらく考えてから、ぽつりと言った。
「でも、なかせるとかわいそうだしなあ。」
 弟思いで、本当にいいやつだと思った。
(おわり)

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