どんぐりころころ小学校

アクセスカウンタ

zoom RSS できない

<<   作成日時 : 2007/10/08 18:30   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

「形をつくろう」という単元でワークシートを作成し自由に進めさせました。

画像
画像


教科書の挿絵をお手本に形を作っていきます。できるようになってくると、

画像


こんなのとか…(四枚で作る)

画像


こんなのとか…(16枚で作る)

画像


こんなのを作ります(これは数え棒)。
自分のペースで進めたらいいと思っていたのですが、やってみると私とTTの先生、両方が大忙しでした…

子ども達はこういうパズル遊びが大好き。
ちょっと子ども達の力を見くびっていたようで、「先生! できたできた!」の連呼に、私は一時間中目を回しながら動き回っていました(これがノートなら「持ってきましょう」ですむのですが、色板やかぞえ棒では崩れてしまいます)。

で、あまりにつらかったため、二時間目は班ごとにして、できたらまとめてハンコを押してあげることにしました。
ルールは二つ。


「口出しはしてやれ。手出しはするな」
「できない子を責めるな」


チームワークのよい班は、できない子がいても優しく教えて、「そういうことか!」「分かった!」とどんどん完成させていきます。
しかし、私が教えるのに苦労を要する子は、子ども同士でもやはり苦労するようでした。

別にきつい言葉を言うわけではないのです。
むしろ周りの子は、「作り方を言っても聞いてくれない」「勝手に作り出して、勝手に壊すの」「先生なんとかして」と私に懇願してくるのです。
見に行くと、困ったような顔をして固まってしまい、何を言っても動かない状態。


後悔しました。


図形領域は不思議なもので、他の算数の領域ができなくてもできる子もいるし、その逆もまたしかりです。
能力で言えば、決して三人だけが低いわけではないのです。
また、やる気がないわけでもない。
彼らは一生懸命です。

学力の問題ではなく、友達との人間関係の問題。
「ごめん。分からない。もう一度言って」と人に聞けない。
他の子みたいに「分かった。ありがとう」と言えない。

本当はみんなと同じようにやりたい。
でも、コミュニケーションが苦手だから、たたいてしまったり、言葉で傷つけてしまったり。
逆に人から言われると、言われたことに傷ついて、一度固まるともう動かない。

傷つけるのに、打たれ弱い。
いや、むしろ。
打たれ弱いから、傷つける。

傷つけて自分を守る。
黙って固まって自分を守る。
泣くことで自分を守る。
(正確に言えば、守ったつもり)


私は彼らに伝えなければいけない。


できないのは構わない。
失敗するのも別にいい。
大丈夫だからゆっくり進め、と。


そこがスタート。
自分が安心することで、人に優しくなって…
「できない」自分に負けない強さを持ってください。
(「できるようになれ」というのではないですよ)


まだまだやること、いっぱいあるなぁ…
あと半年がんばろうっと。
原点は常に「ゆっくりジックリ丁寧に」!

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
先日はチェックありがとうございました。それから、「優勝」おめでとうございます。

図形領域は、どのこも楽しそうで、また意外なお子さんが以外に力を発揮したりして、面白いですね。
「頑なになってしまう」お子さんたち。私の学校にもいます。
私みたいなおばさんになると、
その頑固さもいとおしいのですが、
本人はきっと、自分ができない事とできない事を他の子に知られる事と
他の子に「教えてもらわなきゃいけない」事にプライドが傷つけられるんでしょうね。
「教えてもらいたくなんか無い。」「自分の力でやりたい。」「出来るようになりたい」んですもん。なんと頼もしい子達でしょう。

そのお子さんたちも、これからの学校生活で徐々に「我をおさめる」という事を学んでいくでしょう。
でも、同時に「先生なんとかして」と訴えてくるお子さんたちにも、
「放っておいておいてほしい気持ち」「口出しせず待つことの大切さ」を学んでいって欲しいなって思います。


sei
2007/10/16 00:03
seiさんのコメントを読んで、「自分はまだまだ青いなあ」と感じました。

私は彼らの不安は一貫して「友人とうまくかかわれない」ことによる自信のなさからくるものと考えていました。
だからクラスの前で発表できない。伝言ゲームも伝えられない。

しかし、おっしゃるように、殻に閉じこもるのも一つのプライドであると思います。
その証拠に彼ら、「分からない」と言わないですね。
人の答えは写すけれども、教えられるのは嫌、と。

やはり周りの子と比較すると、相対的に幼いかな。

今回の実践では班活動、少なくとも班対抗のような場面設定が誤りであったと思っています。
個人活動に戻したところ、人並み程度にはできてたんですよねぇ。
ジャック@管理人
2007/10/17 23:21

コメントする help

ニックネーム
本 文
できない どんぐりころころ小学校/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる