アクセスカウンタ

<<  2008年4月のブログ記事  >>  zoom RSS

トップへ


5年生1学期の実践

2008/04/19 21:33
【小数】
単位換算から始まるので、「リットルますデンタ君バージョン」でさらっと復習。

画像


小数第二位,第三位を習います。矢印使って分解します。

画像


4は40のこと。
2は1が2こ
1は0.1のこと
9は0.01が9こ
5は0.001が5こ、などなど。
(2.03リットルなど、0を補足する場合があるので注意!)


◎数直線

画像


大メモリと小メモリの間に中メモリがあるせいで、二段階の説明が必要になります。
とりあえず兄弟たちを先に紹介。

画像


「当たり前だけど、1が10こで10。じゃあ100は何が10こ? 1000は? 1は?」
「0.1には0.01が10こ。0.01には0.001が10こ」

まで確認。
次に数直線で大切な考え方について説明。

「まず大メモリから見ます。左の1.9から2までいくつ増えてる?」
(離れていると分かりにくいので縦に揃えて書く。必要なら2.0と書く)

画像


教材は子どもが俯瞰できる大きさ・高さに置く,児童数が多ければ、「前に来て見てごらん」。
1.9や2はチョークではなく、紙を貼る。目立たせないとね。

「そうか。0.1増えているんだね…この子のことだ(0.1君)」

画像


「1.9から2までの間に0.1君がすっぽり入るんです。じゃあ先生、拡大して描いてみまーす!」

画像


「次にこの、中メモリを見て。
小メモリを無視すると、1.9から2までに10この場所があります。こんなふうにね」


画像


「さて、中メモリ1こ(黄色スペースを指しながら)では、いくつ増えるでしょう。」
(分からなければ、拡大前の0.1君の指を示す)

画像


「そうか、0.01ずつ増えるんだね。でも拡大しているので指の代わりに0.01君を矢印のところまで貼ってください」

画像


「フムフム、0.01君が3こか。0.01が3こでいくつ? そうだね0.03だね。
じゃ、筆算しまーす。小数点を揃えて、1.9+0.03=1.93!」


画像


「よーし、この調子で次の矢印も同じように貼ってみるよ!
1.94…1.95…1.96…(1枚貼るたび、チョークで数字を記入する)
アレ?
1.96まで行ったけど、ここの小さなメモリが分からない! どうしよう?」

(分からなければ0.01君の指を示す)

画像


「そう、これは0.01君の指と同じ0.001なんです。実際に指を貼ってみてください。
0.001が6こ? 0.006だね。じゃあ筆算シマス!」


画像


画像


「じゃあ他のもやってみよう。数直線なんて簡単だ!」


◎単位換算は単位換算表で
http://homepage.mac.com/donguriclub/kansan-cal.gif


◎小数のかけ算
声を出して,手順を覚えよう!

「整数同士にするために」
『整数同士にするために』

「式に×10(かけじゅう)1回です」
『式に×10(かけじゅう)1回です』

矢印描いて計算

「答えに÷10(わるじゅう),1回です」
『答えに÷10(わるじゅう),1回です』

画像


2学期は1回が2回以上になっていきます。


◎小数のわり算
「小数点を打ち上げよう!」
(『小数点を打ち上げよう!』)

矢印描いて計算

「あまりのときは打ち下げよう!」
(『あまりのときは打ち下げよう!』)

画像


2学期は小数で割るのでちょっと変わってきます。
(小数点を打ち上げる前に、「÷(わる)整数にするために」「×10(かけじゅう)1回 右にも1回」が必要)


◎図形

「直」という字から垂直をイメージ。
「平」という字から平行をイメージ。

画像

画像


「目指せ、大工さん!」ということで、正確な作図ができることを何より重視しました。

左側の三角定規は親指以外の四本指でぐっと押さえる
残った親指で右側の三角定規を押さえて線引く,など基本的な指導をシッカリ。

向かい合った角度がどう,長さがどう,対角線がどう,というようなことは頭で考えるよりも,実際に自分で作図してみて計測してみることが大切だと思います。
例えば対角線の「直角に交わる」「長さが等しい」なども「実際に引いて考えよう」と指導しました。


◎分数

・分母が同じ数のたしひき(帯分数を含む)
・大きさの等しい分数(1/2=2/4=3/6、1/3=2/6=3/9など)
・分子が同じなら分母が大きくなるほど小さくなる(1/2>1/3>1/4>1/5)

どれもこれも大切なことではありますが,正確に絵図がかければ全く時間を必要としない問題です。
実際に円を描いて考えることを伝えると,うっかりミス以外でつまずく児童はいませんでした。
というか、5年生1学期の分数は楽勝すぎてつまらないですね。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 3


専科・TT・少人数

2008/04/13 12:00
教師になって初めての担任を持たない一年。

朝の会、帰りの会もせず、休み時間に必ず職員室に戻ってくる日々。
少しさびしい気もしますが、少しずつ慣れてきました。


1.元気いっぱい 5年生

喧嘩の絶えないクラス、と聴いていたのですが…
私が最初に入ったのは彼らの体育の授業。
グループで手をつないで円を作り、私の指示でジャンプする遊びをしました。


「『えー、お前とかよ。イヤだー』というのはナシね。授業だから真剣です。
私が「まーえ!」と言ったら「まーえ!」と言って前に跳びます。
前以外にも後ろとか右左と言うこともあります」



男女関係なくノリノリで跳びました。
あれ? もっとグチャグチャな学年じゃなかったの?

「じゃあ次は先生の言う言葉の反対を言って、その通りに跳んでね。
先生が「まーえ!」と言ったらみんなは「うしろ!」と言って後ろに跳んでください」


「じゃあ次は言うのは先生と同じことを言って、その反対に跳んでね。
先生が「まーえ!」と言ったらみんなも「まーえ!」と言って、でも後ろに跳んでください」



ルールを複雑化して観察。
もちろん失敗する子もいます。
「失敗を笑い飛ばせるクラスか」を見ていたのですが、バッチリでした。


「よくいろんな先生が「失敗しても笑うな」って言うでしょ。
あれは人が失敗して「うわ、アホやー!」って笑うのがダメなんです。

「面白くて笑ったけど、別に君をバカにしてるんじゃないよ」ってこともあるのです。
だから笑われた人もそんなに気にせんでもいいの。
誰でも失敗します。失敗は笑い飛ばしましょう。

先生も失敗したら笑っていいよ。でも「うわ、アホやー!」っていうのはやめてね(笑)」



また、図工で習字セットを描かせたのですが、私の指示や助言はよく聴くし、楽しそうに話しながら描くしで、実に教えがいがあります。

きっとこの学年は伸びます。
算数はTTで入っているのですが、早く少人数がやりたいものです。
(超ベテランの担任の先生に「最初の単元は大事なところだから私がメインでやるね」と言われちゃ「いや、最初から少人数で」とは言えません。むしろ6年生担任の教務の先生が特別なのかも…)


2.真面目ちゃんの6年生


前評判の高かったこの学年。
女の子が多くて、授業態度はいつも落ち着いています。
が、なんというか杓子定規で受動的なイメージがあるんですね。

こっちのギャグに対する反応が冷たかったり(笑)、クラス全体では意見を言わないのに、休み時間に「先生、次の体育面白いのがいい」とハードル上げてくるので結構重圧を感じます。

書写の授業は私も初めてということもあって、なかなかうまくできませんでした。
(お恥ずかしながら、習字に関しては私より上手な子がゴロゴロいるクラスなのです)


少し揺さぶってみるか、と考えました。
算数の少人数で、いきなりどんぐり文章題の<1MX00>をさせます。


<1MX00>  月  日(  )
 ダンゴムシ[だんごむし]さんたちが 3れつに ならんでいます。1れつめは7ひき、2れつめは 8ひき、3れつめは 6ぴきです。
では、それぞれのれつで まえから 3ばんめと うしろから 6ばんめの あいだにいる ダンゴムシ[だんごむし]さんたちだけの かずを あわせると、みんなで なんびきに なるでしょう。


「この問題はね、小学校1年生の方がよく解けるの。
君らみたいに賢くなると「こんなはずがない」って勝手に考えてしまって解けなくなる。
さあ、絵を描いてやってごらん」



6匹・7匹と答える子が続出しました。
そこで絵を描いて解説。


「これが10匹だとね、君ら簡単に分かるの。
でもね、後ろから6番目が前から3番目を抜かしちゃうからいけないって考えちゃうの。
合わせてってあるから1匹じゃだめだって考えちゃうの。
そんなの誰も言ってないからね」



どうもこの問題で子ども達の心に火がついたらしく、パラパラとファイルをめくって「先生、このファイルちょうだい」って言う子まで出てきました。

倍数の問題をボディーパーカッションでやったり、体育のドッジボールや家庭科でグループ討議をしているうちにだんだんと打ち解けてきた気がします。

まだ始まったばかり。
これからです。
学力テストはもうすぐだけどね。


3.去年の子達が「百マスかけ算」・・・

昨年私が教えた子ども達(今の3年生)が、新しい担任の先生のもとでかけ算の百マス計算をしていました。
答案の上に子どもたちの名前と次のようなコメントが。

・8の段が苦手
・計算スピードが遅い

あー、まいったな。
不得手な子にもっと指導してあげたらよかったかもしれません。
8の段が苦手でもひっくり返すやり方を思い出していればできていたろうに…

覚えていない九九は○を描いたり、たし算と組み合わせたりしていた私のやり方からすると、いきなり百問で、しかもかける数とかけられる数が遠く離れた形式はキツかっただろうな、と思います。

超ベテランの、いつもお世話になっている先生なので「百マスやめてあげてください」とは言いにくいのですが、「こういう指導をしてきたので百マスは嫌うかもしれません」と伝えておこうと思います。



いろいろありますが、新年度、スタートです!
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 9


<<  2008年4月のブログ記事  >> 

トップへ

どんぐりころころ小学校 2008年4月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる