どんぐりころころ小学校

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zoom RSS コトノハ通信を読んで

<<   作成日時 : 2008/09/17 20:22   >>

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運動会で忙しい季節です。

コトノハ通信が届きました。
ちゃことらさん、springさん、その他の皆様、本当にお疲れ様でした。

ブログの更新すらサボリ気味の私には「すごいなぁ」の一言です。
特にすばらしいのがお母さんたちの実感や体験が下地になっているところ。

そりゃあ大手の塾や通信教育の会社は見目麗しいチラシを出します。
でもどんな美辞麗句よりも、色鮮やかなチラシよりも、お母さんたちの「どんぐり方式でよかった!」という実感は何者にも変えがたいすばらしい宝物なんだと思います。
素朴な実感こそが最大の武器です。

糸山先生を出発点としたどんぐり倶楽部。
コトノハ通信は、今後家庭学習という世界で大きな潮流を作ることでしょう。



私はどうしようかな。
願わくば、学校現場でも「どんぐり方式」の有効性を知って欲しい。
今しているのはデータの収集。

ズバリ言うと、学校現場におけるどんぐり方式の成果と課題。そして子どもの変容について。
それを他の教職員が理解できる形で示すことに全力を尽くしているところです。
チョコチョコと発表会に出させてもらって、他流試合をしています。



しかし、もっと根源的なことを言うと…
「子どものペースを大切にする」どんぐりの思想を分かって欲しい。


「あぁ、ここで叱ってもこの子はスッキリ切り替えができないな」
「今無理やり進めても腑に落ちるまでは効果がないな」
「この子は今までこうやって叱られ続けてきたんだな。それで疲れているんだな」


スタートはそういう話。
今6年生に分数のかけ算わり算を教えているんですが、「式の途中で約分しましょう」なんてわざわざ教えなくてもよいのかもしれない。
だって子ども達は式の途中で約分することに意味を見出していないんだもの。
最後に約分する、という我流のやり方をとことんやった後でようやく、「式の途中で約分」の合理性に気づくんじゃないかな。

2年生で言えば、筆算の「一の位から計算する」。
これだってくり上がりで「あれ? なんかうまくいかない」と実感してからでいいのではないかな。
アオムシのうちは慌てないでノソノソと動き回っていなさい、と。

アオムシでも幼虫でも関係なく、羽ばたきの回数を重視するのが100マス計算。
教師と同じリズムとテンポで羽ばたきができるよう、とことん真似をさせるのがTOSS。
いずれ飛ぶことが分かっていながら、石ころだらけの荒地を低く広く歩き回らせるのがどんぐり倶楽部。

多分この先もTOSSや100マスのように爆発的なヒットはしないと思います。
それでも、小さな実践を積み重ねることで、この国の教育に染み込んでいくと思うのです。

家庭学習や学校現場で実践を繰り返す一方、糸山先生は掲示板を閉じられました。
個人的にはちょっと不安なんです。
糸山先生の言葉が独り歩きするんじゃないかと。

ともあれそれは余計なお世話。
きっと掲示板の役割はコトノハ通信や各HPに任されていくのでしょう。私もまだまだ修行中です。
もっと実践を積んで、もっと具体的で詳細な、私なりのどんぐり方式の成果と課題をご報告していきたいと思っています。

ゆっくり・ジックリ・丁寧に、がんばっていきます。
みなさんもどうですか。

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なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
とびうお先生、ありがとうございました。
コトノハ通信に公立学校での実践を掲載できることは、とても大きな意味を持っています。
本当にどんぐりでなくてはいけないのは、公教育だから・・・。
公教育がどんぐり方式になってくれないと、救えない子どもたちのほうが多いから。

今日、私も塾生に「お父さんが国語算数よりも英語のほうがいいと言うから、ECCに行くかも」と言われました。何よりどんぐりを必要としている子どもにです。そして、親は学校の教師です。

厳しい現実ですが、あきらめずに伝えていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します!


ちゃことら
2008/09/25 23:09
とびうお先生、創刊号の原稿、本当にありがとうございました。
お忙しいのに、フォントまで気遣ってくださり、
出版素人の私には、本当にありがたかったです。

どんぐりに派手さはないものの、
どんぐりんぐのほうでも、じわりじわりと、
塾や公立学校の先生の登録が増えはじめていますし、
雨が岩に沁みこむように、どんぐりの、個人のペースを大切にする心が、
人の心にも沁みこんでいるのだと思います。

私たち自身も、じわりじわり(?)編集技術をあげ、
1人でも多くの人の心に届くような冊子を作って行きたいと思います。
現場では何かと大変だと思いますが、応援しています!
今後ともよろしくお願いいたします。
spring
2008/10/07 15:42
○すえながく、ヨロピック〜〜〜〜〜。
レオンくん
2008/10/08 08:37
お久しぶりです。
子どものペースを大切にする、というくだりに感銘を受けました。

表面的な技術に目を奪われがちになるわたしにとって
先生の言葉がしみました。
これからもよろしくお願いします。

ところで我が家では夏休みの間、テレビを禁止しました。
先日制限付き(日曜日のみ2時間見ても良い)で解禁したのですが、
いつも時間を余して、自分の好きなことをやり始めます。
と、家の中では良かったと思っているのですが、
友達との会話について行けないことがあるようです。
お笑いのギャグなど。
○○はつっこみができない、と言われているそうで、
少しかわいそうかな、と思いました。
それでいじめられているわけではないようなので静観しています。

先生の学校でもお笑いは盛んですか?
ついて行けない子の様子はどうですか。
マジックタッチ
2008/10/16 23:32
本文にも書きましたが、サボリ気味でごめんなさい。

>ちゃことらさん
・絵を描いて 数字をつけて 考える
・工夫して ストレスなくし よく遊ぶ
・よく見てね 子どものペース つく力

お粗末ですが、どんぐり川柳を3つばかり考えてみました。
早く担任に戻って「絵を描けたら2点あげる。今回のテストは106点満点ね」とかやりたいですね。

「わるの?かけるの?」的な問題はイメージができてないとガタガタですからね。どんぐりの必要性を実感します。
あと、日本語で言いたいことも言えないうちから英語教育というのもなんだかなぁ。
とびうお
2008/10/19 20:38
>springさん
100マスは新聞で、TOSSのとび箱指導はテレビで紹介されました。
どんぐりもテレビ向きかな。

1.問題文読んで「分からん」と言っている場面
2.「じゃあ分かるだけ描いてみよっか」と促される場面
3.「分かった!」or「分からん帳に入れるね」てな場面

あたりが紹介するにはいいのかも。
個人的には子どもが悩みながら解いている姿を見たいです。
その子がどんなことを考え、どんな気持ちで学習しているかもね。

いや、要はみなさんがブログでやってることなんですが^^;
私に小学校の子どもがいれば今頃ビデオで撮ってムービーメーカーで紹介VTR作ってるかも…
ネットの怖さを知らないうちに許諾とって(笑)
とびうお
2008/10/19 20:39
>マジックタッチさん
ありがとうございます。
子どものペースも大切にしすぎると勝手気ままになりますが^^;

お笑いですが、私が一番知らないので、子どもによく教えてもらいます。
んで、YouTubeで調べたりね。

つっこみができない、ってことはボケられてるんですかね。
「え? 分からん。つっこみってどうやんの?」
って聞けばいいんじゃないですかね。

私はもとはお笑い好きでしたが、なんだか一発屋芸人の使い捨てや楽屋ネタのような身内での盛り上がりが多くて最近は敬遠しています。
子どもにお笑いのスキルまで求められる(なければ軽視される)としたら、あまり笑ってばかりはいられませんね。

余談ですが、テニスの松岡修造元選手の公式サイトには下手なお笑いよりも面白い動画が無料で転がっています(笑)
とびうお
2008/10/19 20:57
お笑い芸人さんも入れ替わりが激しいですね。
まさに使い捨てです。

先日子どもが授業で落語を発表したそうです。
音読の意味合いがあったようですが、
たいそう楽しかった、と話していました。
座布団を用意してもらったりしてね。

今度は身ぶりを入れたいそうです。

では。
マジックタッチ
2008/11/29 22:26

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