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zoom RSS テーマ「どんぐりとの出会い」のブログ記事

みんなの「どんぐりとの出会い」ブログ


ブログ開設の経緯

2007/04/15 10:17
 結論から言うと、「小学校でどんぐり使わせてもらってます」と報告したら、「ブログ持ってます? 紹介したいんですが」とお声をかけられた、というだけのことなのですが。

 「えっ、そんな大それた実践してないよ」と思い(一度失敗してる)、しばらく返事は出せませんでした。学校サイドでどんぐりの実践報告してるブログはあまりないようだし。

 個人的な思いを言えば、コンテンツを系統立てて紹介するHPに比べ、ブログは最新情報がメインに来るので「言いたいことがうまく伝わるかな」という不安もありました。

 しかし結局は「不安だけどいっちょやってみるか!」と決心し、一気に書き上げ次々にアップしました。これには三つの理由があります。

1.いつもお世話になっているどんぐりに恩返しがしたい。
2.自分の動機・実践内容・成果を形に残しておきたい。
3.どんぐりをもっと知ってもらいたい。

 特に3.
 これは 「どんぐりをもっともっと分かりやすく!」ということです。
 掲示板も含めて、公式HPには膨大な量の情報が詰まっています。しかし必要な情報がすぐ取り出せるかというと、これがなかなかに難しい(私自身探し下手ですが^^;)。
 「どうやればいいの?」こんな声が聞こえてきそうです。
 だったら私がやってやる、そう思いました。

 私の実践を見て、「これならできそうだ」と思ってもらえたら一番嬉しい。「もっと上手にできるわ」というのも全然OK。
 簡単そうに見えて複雑などんぐりの世界を一緒に楽しく探検しましょう。


(余談:うちは田舎の小さな小学校で人数が少ないからか、結構自由に教えさせてもらってる気がします。どんぐり実践にストップをかけてくる人はいないですね)
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なぜどんぐりを始めたか(その2)

2007/04/14 10:36
さて、どんぐり倶楽部です。

いろんな実践について前の記事で書きましたが、どんぐりに出会ったのは2007年になってからか、せいぜい2006年末だったと思います。
二年生の二学期のメインテーマである九九。「ずつの数」×「ぶんの数」なんて言いながら教えていました。公文式に通っている子を中心に、子どもたちは九九の暗誦をよくできました。

で、テストをしてみました。
「1脚で9人が座れる長いすがあります。8脚あれば何人座れますか」


>1×9=9 答え9人


( ゚д゚)ポカーン…。


「チョコレートが箱に、縦に4こずつ、横に8れつ入っています。今3こ食べました。残りはいくつあるでしょう」


>8×3=24 答え24こ


(; ・`д・´) な、なんだってー!! (`・д´・ ;)

やばい。これはやばい。
焦りました。
この子達は文を読めていない。
いや、読めているのだが、内容が分かっていない。

九九の暗誦ができるのにこれでは、かけ算ができるようになったとは言えない。使えない。
某協議会でも「文章の読解力がない。算数以前の問題」という意見が結構出ていました。
うっかりミスであればよいのですが、すごく不安になりました。

そういえば以前、「文章題を作れ」という問題がありました。
私は手立てとして「絵を描け」と指示し(どんぐりを知る以前にここにたどり着いたのは偉い?)、「ずつがないよ。ぶんがないよ」などとヒントを与えましたが、それでも子どもたちは大変苦戦していました。

しかし、イメージができていないことに対する効果的な対策を講じることもなく、二学期は終わりました。
モヤモヤしたものをかかえながら、冬休みにふらふらとネットの海を泳いでいると、水道方式の教材を紹介(?)しているページからどんぐりの百マス批判のページに飛びました。
三角計算? ほうほう、こんなやり方もあるのか。


ん?


なんだこれ。


良質の算数文章問題? 


ずいぶんと難しい問題だな。こんなのできるのかな。
ふむ、絵を描くのか。なるほどなるほど。
確かに文章を理解してなければ絵は描けない。逆に絵さえ正しく描ければ、答えなど「見れば分かる」ことになる。
数式を見ながら「イスは一脚しかないの?」とか「『縦に4こ』って書いてあるよ」とか言われても混乱するだろうが、絵を見ればすぐ自分の間違いに気づく。



………
…………

よし、やってみよう!
これが私のどんぐり初挑戦でした。
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(余談)どんぐり以外の、私の実践した教育技術

2007/04/14 09:23
 前の記事で「続きます」なんて書きましたが、私にとってどんぐり倶楽部は当初はワンオブゼムでした。いかにしてどんぐりに至ったかを説明するために、他の指導方法を先に紹介します。


・百マス計算
 公文式に通う子はスラスラと解き、待ち時間がヒマそう。
 計算が苦手な子からは不評で、タイムの伸びない子は「手が痛い。そんな早くできない。もう嫌!」と嘆きます。字も汚くなりました。
 5分も計算し続けるのは苦痛だろうと25マスにしましたがそれでも子どもの満足度は変わりません。問題数が1/4になって私の採点は楽になりましたが^^;
 なのに懇談会で福島中央テレビのWeb百マスを紹介したこともありました。すまないことをしてしまった…

 ただ、陰山先生が指摘された生活習慣の重要性については賛成。

 あと、陰山先生、数式に単位をつけるようにって主張されてるんでしたっけ?
 私もそう教わってきた(一皿に5こずつ=「5こ/さら」とかね)ので、かけ算の最後の方で実践してみようとしたんですが、うまくいきませんでした。導入からやればうまくいったのかな?
 絵図で文章の理解度が(も)分かるのがどんぐりなら、数式で文章の理解度が分かるやり方だと思うのですがね。


・水道方式
 □ □    ←これは単に1が2こあるだけ。2ではない。
 □□     ←こうやって結合しているものが「2」なんだね。
 □□ □   ←これは単に2と1が並んでるだけ。2+1じゃない。
 □□□←  ←カチーン! くっついた! これが2+1=3だね。
 □□→□  ←バイバーイ! はなれた! これが3−1=2。

 ↑は自分の中にある水道方式のイメージ。動作! タイル! 分類!
 筆算のところで使いました。子どもたちは楽しそうに黒板でタイルを動かします。

「10こ以上は入りません。十の位にお引越し。ここでは1の棒にします」
「○から○は引けますか。十の位から借りてきます。一本貸してあと○本。ここ(一の位)では10のバラにします」
 なんてリズムよく唱えながら、くりあがり、くりさがりを教えていました。

 数と計算(低学年)領域では、水道方式は優れた方法であると今も思っています。
 1000や10000という大きな数を扱うときも、まず数の大きさを目で見て理解させるために、お金マグネットより先にでっかいタイルを模造紙で作りました。
トトロのめいちゃんよろしく「こんなの(1)と、こんなのと(10)、こんなのと(100)、こぉーんなに大きいの!(1000)」なんて言ってみたり。

 ただ、5のタイルは使わなかったし、中学年以降もこの方式が有効かどうかは分かりません。
 また、障害のある子にも有効ではないかもしれません
 水道方式という名称の由来である”分類”についてもよいのかどうか、よく分かりません。「おじいさん型」という名称だけはチャッカリ使わせていただきましたが^^。


・計算ドリルのペア学習
 新任仲間に教えてもらったのですが、こんな方法です。

1.まず、計算ドリルを見て、自分なりに答えを次々言っていく(1分)。
2.次にペアになって一人は答えを次々言い、もう一人が答えを見て確認する(1分)。
3.答えを言う人と確認する人を交代させて同様に(1分)。
4.日付と自分が進んだ問題をチェック。

 九九の習熟のために行いました。採点しなくてよかったし、子どもも「手が痛い」「字が汚い」などの問題もなかったのですが、九九が終わればやめました。
 必死の遅い子を中断させるのが心苦しかったですね。あと、計算ドリルがボロボロになっていました^^;
 今年はどんぐり三角計算に移行決定です。


・法則化運動(TOSS)
 「こうやったらうまくいった」「こうすればこうなる」という実践を集め学力を伸ばす法則を探求し続ける団体です。

 算数というより、学習規律だとか学級経営における手立てとして活用しました。
 例えば係りや当番の掲示方法。
 例えば一斉指示のやり方(「おててはおひざ、おへそはこちら」)。
 TOSSランドも日々参考にしています。

 本も指示発問が□で囲まれていて、非常に読みやすかったです(高いけど)。
 ADHDやLDの子のことも考えて書いてあるのには好感が持てました(優秀な子だけのための勉強法が出回っていることを考えると)。

 ただ、向山式算数授業法の「問題解決型学習は苦手な子には無理」「考える力とは習得した解法パターンを選択する力」という考え方には不同意。
 教務主任曰く、「新任の頃は勉強になるよ。ただ自分の頭で考えないとマニュアル教師になってしまうだろうけどね」。
 母(同業者)曰く、「子どもにとってのよいクラスと教える側にとってのよいクラスは違うことを忘れないようにね」。


・宮本算数教室の「賢くなるパズル」
 自腹で買って、何人かの子にさせてみたのですが、苦手な子はルールは分かっても解き方が分からない。得意な子も上級になるとお手上げでした。公文式の子が得意だったのが意外。
 数の面白さは味わえますし、粘り強くなるかもしれませんが、うちのクラスには合いませんでした。著作権の問題もあるしね。
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なぜどんぐりを始めたか(その1)

2007/04/14 08:39
 新採1年目のことでした。
 私は講師経験もなく、教科のことも学校の仕事も何も分かりませんでした。
 仕事で失敗を繰り返しては、他の先生方や管理職に助けられ、叱られ、励まされ、フォローされしてなんとか生き延びていました。

 失敗し、落ち込みながらぼんやりと考えていました。
「新人の自分にできることは何だろう?」


 出した答えは二つ。
一つは「なるべく多くの時間、子どもと一緒に遊ぶこと」。
そしてもう一つは、「一つでも多くの教育技術を手に入れること」。


 小学校の先生というのはお忙しい人が多いです。
 家庭をもった「お母さん先生」は、急いで保育園の迎えに行ったり、晩御飯を作りに帰ったりせねばならず、質問したいときに質問できるわけではありません。
 

 私は、本を読み漁り、ネットの中を駆け巡りました。
 そしていろんな方法があることを知りました。
 その中の一つがどんぐり倶楽部でした。
 では、なぜ私はどんぐり方式に魅かれたのか。

 続きます。
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