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<<   作成日時 : 2007/07/04 23:58   >>

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(一字保存。今後、児童の意見を加えて書きなおします。別記事にするかも)

 国語を教えるとき、私にはジレンマがあります。
 「正しくイメージすること」と「自由にイメージすること」のジレンマです。

 まず前者ですが、固く言えば「書かれている事柄の順序や場面の様子などに気付く」ということ。例えば「スイミーの兄弟たちは実はまぐろに食べられてなくて、岩陰に逃げていたんだ」という理解は文章を正しくイメージしているとは言えません。

 逆に「兄弟たちがみんな食べられて、スイミーはどんなこと考えていただろうね」と問われて「つらかった。悲しかった。とてもさびしかった」だけでは、間違ってはいませんがどうにもイメージが貧しい気がします。

 テストのためだけなら前者だけで十分。楽しむためだけなら後者だけでも楽しめるかもしれません(「楽しむ」と言えるかどうかは微妙ですが。なにぶん子どもの発想は自由なもので、「まぐろは実はスイミーのおじいちゃん」のようなことも平気で言いますから)。

 結論から言うと、この二つは天秤のようなもので、どちらかに偏りすぎても違和感を覚えるのです。ふきのとうのときに少し書きましたが、「根拠を出す」ことは大事ですが、それだけではつまらない。

 苦肉の策として、私はまず場面の様子に関するクイズをして、子どもにノートに書かせています。「スイミーの体の色は?」のような問題ですね。この段階では本文に根拠を探させます(公文の子は線を引きます^^;)。


 そして、毎度お馴染みワークシート。テストには出なくても、本文を読むだけでは分からないことを自由に想像するのが楽しいのです。
 本当は本人が楽しければそれでよいのですが、その楽しみを他の子にも伝えるにはやはりワークシートは一つの手立てであると思います(人の意見を聴いて「そんな考えもあるのか!」と思わせるのにも)。


<あぶない! まぐろがやってきた!>

画像


・まぐろはどんなことを考えている?
・小さな赤い魚たちは?
・スイミーは?


それらを発表させるとこうなります。

画像



<ひとりぼっちのスイミーが見たものは?>

画像


 この点線の中には、くらげやらいせえびやら、イソギンチャクやらの絵が入ります(□は名札)。
 くらげはちゃんと七色のゼリーかな? いせえびはブルドーザーみたいに強くて重そうかな? うなぎは?
 板書の画像は控えますが、実はこの時黒板ではネット上で拾ったくらげやらイソギンチャクの写真やらが飾られ、子どもたちの自由な考えが次々と板書されていきました。
 私は全編通して、このシーンが一番好きです。










(おまけ)

 子どもたちはカッコいいスイミーも好きだけど、「可愛いスイミー」も好きみたいですね。こういう人形劇をしてあげると喜ぶこと喜ぶこと。

画像


 この先、「一本の木」のような”可愛くない”お話でも、同じように食いついてくれたらいいのですが…

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